福祉機器開発に関するコンテストへの参加記録を記します.研究室所属の学部4年生が製作しています.製作品は研究と直接関係はないのですが,学生達の頑張りの記録として本ページを公開しておきます.
2025年度福祉機器コンテスト参加記録
学生が2025年5月に2件応募してくれました.1件目が学部4年生のU君が製作の「階段危険感知スリッパ」,2件目が学部4年生のY君が製作のペットボトルの中身を注ぐ機器です.階段危険感知スリッパが一次選考は通過しました.下記リンク(※ハイパーリンクはつけていません)が一次選考通過作品(2025年度)のページです.
www.resja.or.jp/contest/first/student2025.html
↓階段危険感知スリッパの動画です.足が踏み面(階段の水平面)に入っている時はLEDが光らず,足の先が出たり足が浮いたりすると,LEDが警告の点滅をしてくれます.圧力センサを使用しています.
↓ペットボトルの中身を注ぐ機械,「ボタン押すだけラクラクそそぐくん」です.
ペットボトルをそのまま使いながら蓋に細工するディスペンサーやサーバーに比べると,蓋を洗浄する必要が無いというメリットがあります(様々な飲み物を気軽に差し替えられます).蓋は自分で取り,力(の微調節)が必要な傾ける作業をモータにやってもらう形です.モータはステッピングモータで,傾き角度や傾き時間を自由に変えられます.なお余談ですが,電動ししおどしの感がありますね.
2024年度福祉機器コンテスト参加記録
2024年度は院進学の4年生が居なかったため,福祉機器コンテストに参加しておりません.
2023年度福祉機器コンテスト参加記録
片手でも食事を採りやすい機器を学生が製作し,2023年6月に学生が応募しました.ラチェットやピンにより,個人の体格や症状に合わせたデザインになっています.良姿勢を取ることにより,嚥下がしやすくなる機器です.クランプにより基本的にどのような机にも取り付けることができます.
リハビリ用でなく,介助用の機器です.3Dプリンタによる造形物をメインとして,一部金属部品(強度確保とはめ合いが難しいラチェット,ピン,ねじ)を活用して,ゼロの状態から短期間で実用的なものを作ってくれました.学部4年生のK君が設計・製作しました.
2022年度福祉機器コンテスト参加記録
学生が2件応募してくれました.1件目が学部4年生(当時)のKA君とY君が製作の「スポットフォンⅡ & ボイスビジュアライト」,2件目が学部4年生(当時)のKI君が製作の「SMA膝装具」です.2件とも一次選考は通過しました.下記リンク(※ハイパーリンクはつけていません)が一次選考通過作品(2022年度)のページです.
resja.or.jp/contest/first/student2022.html